特急北越は、昭和44年10月に大阪-新潟間を結ぶ臨時列車として運転を開始されましたが、翌年から定期列車となりました。最初は東海道本線、北陸本線、信越本線経由で運転されましたが、昭和50年3月より湖西線の開業で湖西線経由となりました。その後、サンダーバードやその前身である雷鳥の運転系統の整備に伴い、北越は金沢-新潟間専用の特急となりました。全列車とも金沢-新潟間で日に5往復と少なめで運転されていますが、他に信越本線内では補完列車として快速「くびき野」も運転されています。編成車両には、JR東日本の新潟車両センターに所属する485系電車(1000番台主体のT編成および3000番台のR編成)6両編成が使用されています。写真の編成は1000番台上沼垂色で唯一残っているのT13編成です。平成26年9月26日前川駅付近で金沢行き北越4号を撮影