現在の宇都宮線は最新のE233系やE231系の長い15連や短い?10連で運行されていますが、115系が走っていた頃には写真のように11両編成の電車がまだ走っていました。快速ラビットとは、JR東日本が宇都宮線で運行する快速列車の愛称です。昭和63年3月に運行が開始されました。運行区間は上野駅~宇都宮駅・黒磯駅。黒磯駅までの運行は土休日の上り1本のみで、宇都宮~黒磯駅間は各駅停車です。また平日の夕方は通勤快速に置き換えられるため、本数が少なくなります。なお平成16年の湘南新宿ライン大増発の際高崎線の快速アーバンと同様、日中の快速ラビットは宇都宮線内快速運転の湘南新宿ラインの列車に置き換えられ、運転本数が減少しました。平成27年3月14日の上野東京ライン開通後は朝の下り2本が東海道線からの直通となりましたが、東海道線内は普通列車で運行されています。この写真は平成14年5月に撮影した上野行きの快速ラビットです。このときには湘南新宿ラインが開通後で、115系は上野口のみの運行で、211系も湘南新宿ラインについてはE231系に統一されつつあった頃です。