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オール2階建て寝台特急列車「カシオペア号」は、1999年7月から上野-札幌間で運転を開始しました。カシオペアは客車のため自力走行できないので機関車によって牽引されます。北海道内は主にディーゼル機関車、本州では写真のEF510形500番台のような電気機関車によって牽引されます。平成28年3月から北海道新幹線が函館まで開業するに当たって青函トンネルを新幹線が走ることから現在カシオペアを牽引している機関車では電圧が異なるため牽引できないことから、現在札幌まで運行しているこの寝台特急カシオペアが廃止されることが決まりました。貨物機のように複電圧対応のカシオペア用の新型機関車が準備できれば運行可能ですが、JRでは札幌まで運行されているカシオペアの廃止を決定しました。なお、このカシオペアの画像は津軽海峡線では夜間に走行しているので撮影できないため、首都圏を出発したときのものを使っています。 |