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昭和の時代では首都圏の通勤電車ではそれ以前から禁煙になっていましたが、東海道線や東北線、高崎線、常磐線などを走る近郊型電車では乗客が普通に喫煙していました。ボックス型シートの窓側には小さなテーブルの下に灰皿が付いていたのです。しかし平成になりいつ頃からか覚えておりませんが、近郊型電車でも喫煙制限が叫ばれるようになりました。この写真は前橋行きの高崎線快速アーバンで211系の3000番台なので車内はすべてロングシートのタイプですが、10両編成のうち4両に禁煙車(NON-SMOKING-CAR)の表示が出入り口ドアの上に張ってあります。この写真の撮影は平成10年11月で、このメニューの上下の列車は翌年約1年後に撮影したものですが、同列車にはドア上の表示はなく、全車両禁煙になったものと思われます。 話が変わりますが、このスリット画像はかなり縦縞模様が出ておりますが、この撮影に使ったのは4号機でフィルムのスピードは適正なのですが、何度改良しても縞模様がなくならないので翌年に5号機を製作しています。 平成10年11月14日 荒川橋梁付近で撮影 |