京浜東北線は平成22年1月23日を最後に209系0番台の営業運転を終えましたが、引退した209系は当初は解体されていたようですが、製造から10年程度の車両が多く、廃車はもったいないということで改造して旧型車が多い千葉県などの他線区に転用されています。写真の209系も総武本線用として平成22年12月4日のダイヤ改正で投入されたもので、この線区では4両編成に改造され209系2000番台及び2100番台として活躍し始めました。千葉支社管内で平成23年度末まで4両編成42本と6両編成26本の合計324両が配置される予定です。なお、ドアエンジン方式の差異から、空気式ドアエンジン装備車が2000番台、電気式ドアエンジン装備車が2100番台に区分されています。改造や交換についてはVVVFインバータ、強化型スカート、セミクロスシート化(先頭車のみ)、行先表示機のLED化、「ドア3/4閉スイッチ」の設置、2号車へのトイレ設備の設置などが行われました。写真の編成は千葉行きの普通電車1528Mで、物井-佐倉間で撮影しました。フィルム Kodak GOLD400 平成22年12月29日撮影