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この当時に武蔵野線で運転されていた車両は205系と103系の8両編成がほとんどで、編成も6M2Tと電動車の比率が高く駅間距離が長く踏切りもないため、通勤用電車としてはかなり高速で運転されていました。写真は埼玉県の川口市から大宮市に広がる見沼田んぼを武蔵野線が横切る東浦和駅付近の地帯で、線路脇の背の高い葦の生える原野で撮影しました。車輪の一部に毛筆でこすったような跡が写っているのは、強風で葦がスリットカメラの視野に入り込んできたためです。また武蔵野線は踏切りがなくほとんどが高架線を多く走る区間なので、撮影もカメラを見上げるように少し上に向けて行いました。そのため背景は雲ひとつない青空となっています。平成17年1月撮影 |