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| 山手線にホームドアを導入するに当たり、11両編成中の7号車と10号車に組み込んでいた6扉車を廃止して新造の4扉車に組み替える流れが進んでいましたが、昨年8月に全52編成の組み換えが完了いたしました。編成から外されたE231系500番台の6扉車は廃車とされ、代替として4扉車が104両導入されており、7号車に組み込まれるものは600番台、10号車に組み込まれるものは4600番台に区分されています。この新造車は形式はE231系ですが、車体構造は後継車として増備が進められているE233系をベースにしたものとされています。また、車体主要寸法などはE231系500番台に合わせたもので、床面高さについても同様です。ただしドア位置については、600番台は既存の車両と同じ位置ですが、4600番台については10両編成の京浜東北線E233系1000番台先頭車にドア位置を合わせるため、通常の中間車よりもドアが690mm 車体中央寄りに配置されているようです。これは田町-田端間で京浜東北線とホームを共有する区間があることから京浜東北線のE233系に合わせて設計されました。このため座席配置も他の4扉車が3-7-7-7-3ですが、4600番台については4-5-7-7-3ということで、側面の窓も4人がけの位置で小窓を2つ並べたり、5人がけの位置で通常より幅の狭い固定窓となっています。この点はスリット写真をご覧になれば一目瞭然です。平成24年1月撮影 新大久保駅付近 内回り新宿方面行きを撮影 |