今回の撮影は7号機で行いましたが、以前撮影したカシオペアや北斗星の撮影のときとは異なった課題を残す結果となりました。カシオペアの時に比べ露出は適正で、6号機に比べ規則的また不規則な縦縞模様が全く見られないのは評価すべき点です。この点は6号機で撮影した作品と比較すれば一目瞭然です。6号機や7号機以外は全て5号機による撮影で、7号機同様に規則的な縦縞模様は見られません。反面、今回の撮影では画像のゆれと光線漏れが発生しました。画像の揺れは1脚の地面に設置している部分が浮いていたもので、これは撮影準備中のミスによるものです。ズームレンズ先端が上下に動く状態で列車の振動を受けたために波を打つような画像となってしまいました。光線漏れはカシオペアの時が曇っていたのに対し、今回の撮影では強い陽射しの下での撮影だったため、修理したはずが遮光が不十分だった箇所から光線漏れしてしまいました。現在、光線漏れ箇所は再度補修してあります。本来10両以上で必要になるのですが、サーミスタによる自動減速装置を効かせているので画像の後半の伸びはありません。平成23年8月26日(金曜)川口駅北側付近にて撮影 |