オール2階建て寝台特急列車「カシオペア号」は、1999年7月から上野-札幌間で運転を開始しました。「カシオペア号」は、日本初の全車両「A個室寝台」で各部屋にトイレと洗面台がついていて、衛星放送等も見られます。1、2号車がカシオペアスイート及びデラックス、4~11号車までがカシオペアツインとなっており、また、豪華な食事が楽しめる3号車「ダイニングカー」や憩いの場としてくつろげる12号車「ラウンジカー」などもあり「カシオペア号」ならではの設備を誇っております。 このカシオペア号は1編成しかないので、原則として隔日で運転されてきました。また、冬季には車両のメンテナンスのため一定期間運転を休む期間があります。このカシオペア号も北海道新幹線の開業で廃止予定になっています。このスリット写真はカシオペア号の通路側を撮影したものです。川口駅北側陸橋付近にて撮影 2000/1/16  午前9時過ぎ 荒川橋梁付近にて撮影