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| 813系電車はJR九州の交流近郊形電車で、このうち813系1100番台(12・13次車)は平成19年の輸送力増強、並びに平成21年の日豊本線小倉駅 - 中津駅間のワンマン運転開始に伴い製造されたグループで、全編成が近畿車輛製の3両固定編成です。12次車は R1101 - R1106、13次車は R1107 - R1115なので、このRM1104編成は12次車です。基本仕様は1000番台に準拠していますが、行先表示器にはキハ220形200番台や817系1100番台と同様の大型LED式が採用されました。先頭車前面の表示器が大型化されたことから、運転台ユニットのみ車体断面の変更が行われて屋根が高くなり、行先表示器部分が屋根から突出しています。側面の表示器も大型化され、下の客室窓の縦寸法が縮小されていますが、スリット写真では表示器の表示は走行中のためか写っていません。後ろの100番台の編成の表示機は幕式なので写っています。また、撮影時に787系がスリットカメラの撮影中に対向列車として通過しました。そのため813系の前後の先頭車に一部787系のぶれた画像が映っています。同じ6両編成ですが、813系の編成長が120mなのに対して787系のほうがとがった先頭部の長さだけ5mほど長いのでその分はみ出して写ったものです。 |