平成22年8月にステンレス車の1137編成を撮影してアップしてありますが、1137編成はその2ヶ月前に竣工したばかりの新品の編成でした。そのため車体ばかりでなく台車や床下機器も白くぴかぴかという感じでした。まだご覧いただいていない方は前のメニュー画面に戻ってひとつ上のメニューの編成を見てください。さて、今回、1年2ヶ月後に1137編成と同時期に竣工した1129編成を撮影しました。撮影してみて驚いたのは台車や床下機器の汚れ具合でした。車体側面は車両洗浄装置で定期的に洗浄しているので綺麗ですが、台車や床下機器までは洗浄できません。地下鉄内を走る車両は汚れやすいとは聞いていましたが、また、地下鉄だけが原因でないかもしれませんが、1年余りでこれほどまでに違うものかと驚きました。以前撮影した1137編成も同様な汚れ方になっていると推測されます。汚れた床下機器などは機器名が見えないので見えるよう銘版の文字部分をふいているようです。(京急1000形電車は、昭和34年登場の初代1000形が登場して以来の車両で、この新1000型は平成14年に登場しました。なお、初代1000形は平成22年6月をもって営業運転を終了しました。この新1000形電車は製造時期により外観や材質、各部の構造、主要機器などが大きく異なっています。1-5次車はアルミニウム合金を、6次車以降はステンレス鋼を使用しています。ステンレス車は京浜急行始まって以来のものなので、従来の京急のイメージを大きく変えていますが、車体は無塗装でも赤いカラーフィルムを側面に張り、先頭部は従来どおり鋼板に赤い塗装を施してあり、京急の赤い電車のイメージを残してあります。平成23年10月撮影、京成押上線 四つ木-立石間にて撮影)