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京急1500形は昭和60年4月に営業運転を開始し平成5年まで合計166両が製造されました。1000形の老朽取り替えを目的に浅草線・京成電鉄・北総線への乗り入れ車両として、京急で初めてT型ワンハンドルマスコンを採用した車両です。昭和60年製の20両は普通鋼製、昭和63年製以降の車両はアルミ製車体を採用しています。昭和40年代から50年代の輸送形態の変化に頻繁な編成替で対応した1000形と同様、柔軟な運用が出来るよう補機を含めて2両1ユニットで構成されています。600形が登場した昭和60年には、既にVVVFインバータ制御車が出現していましたが、当時はまだインバータ容量が小さいなどの技術的問題から当初技術的に既に確立していた界磁チョッパ制御を採用しました。その後、増備車について平成2年からVVVFインバータ制御を採用しました。このスリット写真の編成は平成4年に製造されたアルミ車体のVVVFインバータ制御の量産車です。京成押上線 普通「青砥行き」列車、四ツ木-立石間にて撮影 |