この9000形電車は、最初は住宅・都市整備公団2000形電車として昭和59年に登場しました。当時は6両編成でその後中間の車両が増備され現在の8両編成となりましたが、平成3年からの京急をはじめとする4社相互乗り入れが開始されることとなり、2000の番号では他社の車両形式と重複が生じるため、平成6年に現在の9000形に改称されました。車両の所有者についても当初の住宅・都市整備公団から平成11年から独立行政法人化されたUR都市機構への改組に伴い、京成が全額出資する千葉ニュータウン鉄道へと譲渡されました。ただ車両の運行管理については当初から北総鉄道（登場当時は北総開発鉄道）が行っています。この譲渡に伴い、側面マークが「北総鉄道」のプレートに交換され、「K'SEI GROUP」ロゴも追加されました。平成22年10月　京成押上線　四ツ木駅付近で撮影　普通電車「印旛日本医大駅」行き