日比谷線13000系車両は、日比谷線へのホームドア早期導入に向けて、3扉車と5扉車(各18m車両)の混在を20m車両(4扉車)7両編成に統一し、さらには相互直通先の東武鉄道70000系車両とも主要機器や車内設備の仕様を極力共通化することで運転操作性・保守性向上や乗客の利便性向上にもつながっています。車体側面には車椅子やフリースペースの場所が外からも良くわかるようなデザインが施されています。また、LEDの側面表示幕には「号車」、「日比谷線直通」、「普通:中目黒」の表示が交互に入れ替わり表示されていて、今回のスリットカメラの撮影でもこの3つの表示が確認出来ました。台車には、都心部において急カーブの多い日比谷線に対応して走行安全性のさらなる向上や、走行騒音・振動の低減を図るため、ボルスタ付きモノリンク式片軸操舵台車 SC103を新開発し、採用しています。1台車内において、操舵軸は車端側1軸のみとなっており、操舵軸側にダブルディスクブレーキを採用し、非操舵軸側にはユニットブレーキを採用しています。また、非操舵軸側には主電動機を搭載しています。 東武動物公園行き 平成31年4月21日 姫宮付近にて撮影