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小田急5000形電車には昭和44年より製造された4両編成と昭和53年から製造された6両編成の5000形があります。後者の5000形を前者の5000形と区別するため5200形とも呼んでいるようです。5000形車両は全部で4両編成が15本、6両編成が20本、計180両が製造されました。5000形では車体の塗装をケイブアイボリーの地色にロイヤルブルーの帯が入る塗装で、以後小田急の標準的な塗装となりました。6両の5000形は同形式や他の形式と組んで10両編成として急行や準急としても使われました。このうち4両編成については引き続き運行されていますが、6両の5000形については廃車が進み残り5268Fの1編成のみとなったので、平成23年1月をもってさよなら運転が行われました。1月29日、30日に4両編成の5000形5065Fと組んで10両編成で新宿-唐木田間で運転されました。スリット写真の編成はいわゆる5200形の5253Fで平成22年10月に廃車となっています。残る4両編成の5000形は5063Fと6両から4両へ短編成化された5255Fだけでしたが、うち5255Fについては平成24年1月8日に引退しました。最後の5000形編成5063Fについては、平成24年3月16日をもって引退しました。平成15年3月撮影、各停「新松田」行き、海老名-厚木間にて |