![]() |
| 平成19年9月に東京メトロ千代田線直通用の新型通勤車として4000形が導入されました。4000形といえば、当写真館の小田急電鉄の新メニューの「懐かしの車両−その他の車両」にも初代4000形のカラーとモノクロ各1本の長編成列車画像が掲載されておりますが、この初代4000形は平成16年に全廃となっております。また、小田急電鉄では千代田線直通用の車両として初代9000形に続き1000形が使用されていますが、この新しい4000形はこの後継車となります。この4000形は、最近、中央線や京浜東北線にも導入されたE233系をベースに開発された車両です。現在JR東日本で近郊型電車として大活躍しているE231系については、相鉄10000系、東急5000系などの私鉄仕様の車両が次々出ていますが、E233系についても私鉄仕様の車両が出てきたということです。E233系をベースに設計されたものであるだけに電気機器や保安機器を二重系化することで「故障に強い車輌」なわけですが、さらに低騒音化を図るためにロマンスカー50000形VSEにも採用された全密閉式の主電動機が、この通勤型車両にも搭載されているとのことです。平成20年3月 伊勢原付近にて撮影 |