![]() |
8600系電車は、昭和48年に奈良・京都・橿原線系統に登場した初の冷房搭載通勤車で、車体は8400系に準じていますが、冷房搭載による屋根の形状変更で若干丸みを帯びたものとなっていて、少し縦に伸びたような印象を受けます。また、この系列から屋根上のクーラーが連続式(クーラーキセに格納)となり、前面に行き先表示機も付きました。また、昭和57年から昭和61年にかけて8400系に続いて省エネ改造もされましたが、当時からVVVFインバーダ搭載車が登場したこともあり、わずか4本だけにとどまりました。この写真は平成22年4月24日に京都発大和西大寺行き普通電車を興戸−新田辺間で線路の西側から撮影したものです。 |