このAE138編成は、京成本線うすい駅付近で線路の南側から撮影したものです。同編成の北側からの撮影写真をご覧になる場合は、画像メニューの上から2番目の列車を選択してください。「ニュースカイライナー」は京成電鉄の成田空港アクセス特急の名称で、京成上野−成田空港間を京成本線経由で約60分で結んでいました。都心と成田空港までのアクセス手段として上野と日暮里しかアクセスがないので若干不便ですが、競争相手のJRの特急列車に比べ料金がかなり安く、所要時間も短いという利点がありました。朝の上りはモーニングライナー、夜の下りにはイブニングライナーと名称・種別を変え、通勤客を運ぶホームライナー運用も行っていました。初代のスカイライナーは昭和47年に「空港連絡特急」用車両として製作されたAE形電車として「スカイライナー」の名称が名づけられました。この「スカイライナー」名称は全国の小学生からの公募で決まったものと聞いております。平成2年6月にこの初代のスカイライナーの後継車として「ニュースカイライナー」AE100形が誕生しました。昼間でも40分おきに運行されているので写しやすい車両です。なお、平成19年8月から9月までの期間にスカイライナーの利用者が1億人を突破した記念として、1億人を突破した記念のステッカーを前面及び各車両側面に貼って運行していました。さて、成田空港までのより速いアクセス手段として平成22年5月に成田新高速鉄道線が開業し、新しい空港アクセス手段として2代目AE型スカイライナーが誕生しました。このニュースカイライナーはシティライナーと名を変えて運行されていましたが、平成27年12月のダイヤ改正で11月末までに運行終了となりました。平成19年11月、京成本線うすい駅付近にて撮影