京急1000形電車は、昭和34年登場の初代1000形が登場して以来の車両で、新1000型は平成14年に登場しました。なお、初代1000形は平成22年6月をもって営業運転を終了しました。新1000形電車は製造時期により外観や材質、各部の構造、主要機器などが大きく異なっています。1-5次車はアルミニウム合金を、6次車以降は写真のようにステンレス鋼を使用しています。このステンレス車は京急始まって以来のものなので、従来の京急のイメージを大きく変えていますが、車体は無塗装でも赤いカラーフィルムを側面に張り、先頭部は従来どおり鋼板に赤い塗装を施してあり、京急の赤い電車のイメージを残してあります。平成22年8月撮影、京成押上線 四ツ木-立石間にて撮影