京成電鉄荒川土手撮影記


京成電鉄については、以前に臼井駅の周辺で2箇所ほど撮影地があり何度も足を運んでいますが、同じ側面写真を撮影されているかけやま氏から都内で撮影できる場所を教えていただいたので、11月の連休に撮影に出かけました。
 場所は、関屋駅から歩いて10分ぐらいの荒川土手です。その撮影場所に着いたのですが、京成線と並行に走っている国道の堀切橋の西詰という場所で線路脇に延々と続いている柵が5mほど低くなっている場所がありました。しかし、上をみると通信関係のケーブルが垂れ下がっていて、向こう側の線路を走ってくる列車のパンタグラフにどうしてもかかってしますのです。三脚をかなり低くすればセーフなのですが、フィルムカメラの一眼レフではファインダーをのぞくのが難しくなります。すぐ脇に広い国道があるので、大型トラックの通過時の振動も気になります。そこでこの撮影場所をあきらめ線路の反対側の小高い土手に行ってみることにしました。途中桁下1.7mの東武伊勢崎線のガードをくぐり、柳原千草園の脇を抜けると荒川土手に出ます。土手に出て京成線の脇にカメラを設置した場所が写真の場所です。
 左方向は橋梁上が柵が斜めになっていて向こう側の線路を通過する列車が、柵やケーブルに邪魔されずに撮影できます。問題は完全に逆光になってしまうことですが、曇りの日ならば良好に写せそうです。試しに2列車撮影したのですが、どうやらこの先の関屋駅手前でカーブがあるためか、荒川橋梁を渡り終えたこの辺で減速が始まっているようで、編成の後半が伸び気味になっていました。

この撮影場所で写した作品のひとつです。こちらをクリックすると別画面でご覧になれます。