山手線命名100周年記念復刻調ラッピング電車スリット写真撮影記



今回の撮影については失敗の繰り返しで今度失敗したら3度目になりますが、そのときはあきらめるつもりでいました。というのもまず21日(月)に最初に撮影したのですが、全くスピードが合わず失敗でした。そのときもこの新大久保の同じ撮影場所でした。月曜日は曇り空で2時過ぎに現場に着いてからの撮影なので失敗するとまた1時間待たなくてはなりません。そのうち少し暗くなってきたのでその日の撮影をあきらめました。
 22日(火)の翌日に再び午前中から出かけたのですが、高田馬場で車内の子供が叫んでいるのですぐわかったのですが、何とこの日は記念電車が外回りを走っていました。新大久保の撮影場所では外回りは一番遠い線路になるばかりでなく、同じように撮影できる場所がないのです。そこで上野駅まで行って常磐線ホームの日暮里寄りの端に行って山手線の外回りの電車を狙ってみました。しかし、外回りの線路の手前には常磐線ばかりでなく、東北線、高崎線の長い電車が手前をのろのろ横切るので記念電車が来てもかぶって写せませんでした。
 今日は午前中から出かけましたが、インターネットのあるサイトで内回りを走っているという情報を得たのでまたとりあえず出かけました。ところが新大久保の撮影現場に到着して1時間待っても記念電車は来ないのです。外回りも同様です。これはまだ車庫に入っているのではと思い、今日もあきらめて帰ろうとして三脚等を片付けている最中に何と内回りで記念電車がやってきたのです。再び、カメラをセットしなおして1時間待つことにしました。それから1時間後にかぶられることなくようやく撮影できました。撮影したスリット写真についてはこちらをクリックしてご覧ください。

 今回のスリット写真には各台車の上下部分に離れて2本の線が出ていると思いますが、これは線路内に張られたワイヤが写ったものです。これは昔この場所で山手線205系を撮影したときはなかったもので、その後線路内に張られたようです。少し右側にはワイヤが張られていない部分もあるのですが、代わりに草が茂っていて余計撮影に邪魔になります。
 また、この場所は山手線の線路の手前に埼京線や西武新宿線の線路があるので、かぶることが多い場所です。


この撮影場所でこのとき写した作品です。こちらをクリックすると別画面でご覧になれます。